子どもとの関係づくり

相談室での関係づくり(将棋の効果)

相談室でも人気の将棋。
オセロは得意な方ですが、将棋は全くできません。将棋は男の子に大人気ですね。
将棋のできる子ども、結構多いです。すごい!

相談室と将棋

今年度で小学校の相談員歴6年目。
実は1年目のときから「先生、将棋やろう」と言われ続けていました。
でも全く将棋に興味がなく、覚えようとも思っていなかったので、
「先生は将棋できない〜!」と断っていたのですがあまりにも言われるため
意を決して去年の夏頃から将棋をはじめました。
始めたと言えるほどのものでもないのですが・・・。
初心者向けに駒に矢印が書かれているやつを買ってきてやっています。
高学年の男の子にはもちろんかないません。
いつどこで子どもたちは将棋を覚えたのだろう(笑)
相手にだいぶ譲ってもらいながら時間を長くしてくれている感じです。
最近では私も将棋が面白くなってきて奥が深いなと感じられるようになりました。
相手も私がやりやすいようにすすめてくれたり、教えてくれたり
子どもたちの優しさも垣間見ることができて楽しくやらせてもらっています。
同じことに興味を持ち、同じ時間を共有できることはとても素敵だなと思います。

将棋未経験のお母さん、将棋、なかなかいいですよ(笑)

将棋を習うメリット

ここでは子どもが将棋を楽しむメリットについて少しお話ししていきたいと思います。

  • 自分で考える力が身につく・先を読む力が身につく
  • 集中力・忍耐力が身につく
  • コミュニケーション能力が身につく
  • 年上の人とも楽しめる
  • 生涯楽しめる

自分で考える力・先を読む力が身につく

将棋は相手の駒も読みながら、何手先も考えて勝ちを探っていくゲームです。
たくさんの手の中から最善を導き出し、進めていきます。
たくさんの選択肢を考える思考力、その中から最善を導き出す先を読む力がきっと将来役に立つでしょう。

集中力・忍耐力が身につく

将棋をするためには私たちの想像以上の集中力と忍耐力が必要です。

  • 一定の時間同じ場所に座っている
  • 勝つための一手をのためにたくさんの選択肢を考え、思いめぐらせる
  • 相手の一手を待つ

将棋というゲームなら、それも楽しみながらできるかもしれません。

コミュニケーション能力が身につく

将棋を教えたり、勝負の後に振り返ってみたり。
共通の話題ができて相手の考えも聞けたり。
そんな将棋という共通の話題から他の話題へと広がっていったり。
「またやろうぜ」と約束や楽しみができたり。
将棋に限らずどんなことでもそうですが、相手と仲良くなりたいと思った時は共通の話題を見つけることが手っ取り早いのです。
好きなことで話が盛り上がるのは嬉しいですものね!

年上の人とも楽しめる・生涯楽しめる

将棋は子どもから大人、70代、80代以上まで幅広い年齢層に人気です。
将棋ができれば子どもでも、多彩な年齢の人と対局することができます。
大人にとっては子どもと将棋ができる楽しさ、子どもにとっては大人と対等に遊べる喜びもあるのではないでしょうか。

幅広い年代に愛されている将棋。
一生を通して楽しめる趣味の一つになるのではないでしょうか。

まとめ

以上簡単ではありますが、将棋のメリットについて考えてみました。

  • 集中力・忍耐力・思考力・先を読む力が身につく
  • 幅広い年齢層と楽しめてコミュニケーション能力を身につけることができる
  • 一生楽しめる

いろんな人と将棋を楽しむことで見聞を広げ、たくさんの世界を見てほしいですね!

ぜひ親子でも楽しんでみてください。

コマに矢印が書いてあって初心者でも楽しめるおすすめ将棋です。
   ↓ ↓ ↓