こんにちは。沖縄県宜野湾市にある、登校に不安を抱える子ども達の昼間の居場所
space*bloom*(スペースブルーム)です。
お子さんが不登校になって不安になっていませんか?
子どもたちの成長にとって、学校は極めて重要な場所です。
しかし、新しい学年に進級すると、中には不登校になってしまう子どももいます。その背後には、環境の変化や人間関係のプレッシャーやストレス、学習に対する苦手意識などが潜んでいることも少なくありません。
今回は、そんな不登校の原因について考えてみます。加えて、親御さんの不安や疑問を解消するために、親御さん自身ができる対策についても考えてみました。
お子さんが健やかに学校生活を送るために、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
小学生が不登校になりやすい原因
小学生が不登校になる原因はいろいろあるかと思います。今回は特に多い原因について考えてみます。
環境の変化
新しい学年に進級すると、環境の変化に伴う感情の起伏が激しくなるのは自然なことです。こうした感情には、クラスメイト、教師との新しい関係を築くプレッシャーからくる心配、恐れ、不安が含まれます。
学年のルールや、クラスのルールも新しくなります。
それが大きなストレスとなる子どもは少なくありません。
特に人一倍敏感な子どもにとっては新しい環境から逃避するため、不登校や登校しぶりにつながる可能性が高まります。
そんな時はお子さんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
気持ちをそのまま言葉にしてあげるのもいいと思います。
例えば、
「クラスが変わって新しいことがたくさんで不安なんだね」とか
「知らない子が多いとドキドキするよね」などと言語化してあげるのです。
そして一緒に安心できる方法を考えてみましょう。
大好きなキャラクターのキーホルダーをランドセルにつけるとか、お母さんのハンカチを持つなどもいいかもしれません。
お母さんと離れることが不安なお子さんは登校に付き添ってあげるのも一つの方法です。
一日で離れられる子もいれば、そうでない子もたくさんいます。
少し時間がかかることを覚悟し、焦らず子どものペースに合わせてあげましょう。
勉強についていけない
学校の勉強についていけないと、宿題が出せなくなったり、発表が怖くなったりします。
成績が落ちてきたなと感じたら担任の先生に相談してみるのもいいと思います。
塾もおすすめです。今は個別の塾も多いので、個人に合わせたレベルで教えてくれます。
勉強に自信が持てるようになるとだいぶ学校が楽しくなります。
自宅でできるタブレット教材などもおすすめです。
スマイルゼミ教科書に準拠していて5教科(国語・算数・英語・理科・社会)学べます。
読み書き、計算に困難があるなどの学習障害が疑われる場合は学校側や専門機関などと相談し、連携しながら支援することをお勧めします。
苦手なことがある
学校で苦手なことがあるのも不登校になる原因に多い一つです。
人前での発表だったり、給食だったり、苦手な「人」だったり。
そんな場合も担任の先生と相談しながら調整してみたりしてください。
無理に発表させないことや、自分で給食の量を決めるなどもいいかもしれません。
教室で食べるのが苦手なら廊下や別室で食べるという方法もあります。
苦手な「人」の場合は、うまく付き合う方法などを一緒に考えてあげるのもいいと思います。
人間関係
友達との間にトラブルがある、先生との関係がよくないなど、人間関係が大きく影響してくることもよくある原因の一つです。
そんな時は「困ってることは何?」と聞いてみてください。
無理に答えさせなくても、いつでも話してくれるの待ってるよと言うスタンスで待つのもいいと思います。
いじめや嫌がらせを受けているなどの場合はすぐに学校に相談してください。
学校と情報を共有し解決策を一緒に考えてください。
大人から見たら些細なことでも、子どもにとっては大きなことで傷を負っていることもあります。
「家族はあなたの味方だよ!」と言ってあげてください。
スクールカウンセラーに相談してみるのもいいですね。
親ができること
子どもが不登校になり、ずっと家にいると親としての不安からいろんなことが目につき、怒ってしまったりすることも多くなってしまいます。
あまり感情的にならず、見守ってあげてください。
子どもも同じように不安と、学校を休んでしまっているという罪悪感を持っています。
まずは心のエネルギーを貯めることです。
イライラする時は距離を取り、自分の好きなことをしてください。
リフレッシュしてまた子どもと向き合ってくださいね。
- 毎日を楽しもう!
- まあいいか!
と私はよく思うようにしています^^。
まとめ
子どもも大人と同じようにいろんなストレスを抱えながら学校へ通っています。
不登校はエネルギーが切れている状態。車で言えばガソリンがない状態です。
不登校や登校しぶりの問題に直面した時は、まず親が子どもの気持ちに寄り添い、一番の理解者であることが大事です。
環境調整ももちろん大事です。
その他にも子ども自身が周りに合わせる力も必要になってきます。
合わない人との上手な付き合い方がそれに当てはまるかもしれません。
上手な付き合い方は中学生になっても、高校生になっても大人になっても役に立つスキルです。
登校に不安を抱え始めたら・・・
- 気持ちを言語化して寄り添ってあげる
- 学習の場合はその子に合ったレベルの学習を
- 苦手なことがある場合は学校と相談して環境を調整してみる
- 対人スキルを身につける
- 感情的にならない
- 親自身のリフレッシュも大事に
不登校や登校しぶり、子どもとの関係づくりについて
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